突然ではあるが、今の日本人の平均年収を知っているだろうか。
その金額は441万円。男性に限ると545万円。
どうだろうか、皆さんの感覚だと高いのか、低いのか。
筆者の感覚だと、この年収は低い。
なんで低いと思うのか、それは筆者が登録している転職サービスの情報を見ても、この年収を超える転職先が死ぬほどあるから。1,000万とは言わない。550万稼ぐことは、多少の我慢があれば誰にでもチャンスがある。
550万稼げば満足なのか

世の中金じゃないと言う人間は多い。
確かに金じゃないかもしれない。そういうことを考える人がいるのも認める。ただ考えて欲しい。本当にお金が欲しくないのか。
高い給料をもらうためには労働環境がキツくなるかもしれないし、ストレスもたまるかもしれない。そんな不安もあるだろう。
ただ考えて欲しいのは、安月給をもらってダラダラ家でテレビを見る時間に意味があるのか、ということ。だったらその時間に仕事して稼いで遊んだ方が楽しい生活かもしれない。
顔がカッコイイよりも金を持っている方がモテる

小学校の時は足が早い奴がモテる、中学校ではイケメンがモテる。そして、大人になったら金持ちがモテるのだ。
美人な芸能人と結婚するのは金持ちばかり。特に顔がカッコよくない奴が女優と結婚していることに驚く人も多いのではないだろうか。
またこんな話もよく聞く。
結婚相手の年収の最低条件は「1,000万円」
「最低1,000万円」と言っているのは高飛車な女性が言っているイメージが強いが、実際一般的な女性は「現実的に」結婚相手にどれぐらいの年収を求めているのか。そして、年収が幾らあるのが理想なのだろうか。
調査対象・調査条件

疑問を解決すべく、手っ取り早くWEB調査を行った。
調査対象は全国200人の女性。平均年齢は36.5歳となった。「結婚相手に求める現実的な年収は?」という質問と「結婚相手に求める理想的な年収は?」という二つの質問を連続して聞いた。
回答は選択式として「0〜100万円」を最も低い選択肢とし「101〜200万円」…と100万円刻みで選択肢を設定。最も高い金額を「1,500万円以上」としてアンケートを実施。
アンケートの平均値から最終的な年収を計算したが「0〜100万円」を選んだ場合は「50万円」、「501万円〜600万円」を選んだ場合は「550万円」と仮定して計算。「1,500万以上」を選んだ人は除外して平均値を計算。
現実的に求める年収は

「結婚相手に求める現実的な年収を教えてください」
調査上「結婚相手に求める年収」とだけ聞くと「1,000万円」と現実を顧みずに答える人が多い。質問項目にあえて「現実的な年収」というワードを入れて調査を行なった。
結果は見ての通り「5,399,497円」と女性は意外と現実的。男性の平均年収である545万に近しい数字となった。ボリュームゾーンは300-700万と見て取れる。1,500万以上と答えたのは、わずかに1人だった。
理想の年収は

「結婚相手に求める理想的な年収を教えてください」
先ほどの質問のあとに聞いたのがこの質問。結果は「7,613,990円」
現実的な年収と200万円の差。つまり「現実的な年収」から「140%」アップさせれば理想に辿りつくのだ。この140%アップをどう捉えるのかがポイントだ。ちなみに1,500万以上と答えた人は200人中7名だった。
年収750万で妥協しない結婚相手選びが可能

140%は厳しいと思うかもしれない。
たが、逆を言うと760万円を稼げば、一般的な女性の結婚相手の理想には年収の面では辿り着く。女性を選ぶ立場に変わるのだ。旦那の年収が低いから…という文句も一般的には言われなくなる。
ここで考えることは転職。
コロナというこの状況を考えれば、この瞬間は自重するのが正しいかもしれない。ただ直前まで売り手市場だったこともあり、転職で年収が大幅にアップすることはザラにあることだ。
まずは転職サービスに登録することが大事

年収が760万以下の読者。転職を検討してみたらどうだろうか。
新卒時に比べると転職・中途採用の方が大手企業にも入りやすい傾向がある。
新卒から一度も転職を経験したことがない人間からすると、転職とはリスクを伴うと考えられるかもしれない。その代わり、報酬という大きなメリットがある。
まずは760万を超える。そのために転職を検討してみる。
モテる。見える世界が変わる。モチベーションが上がるという好循環サイクルを回して欲しい。
まずは登録して自分の市場価値がどれだけ高いかを確認して欲しい。思ったような条件が出てこなければ、転職しなければいいだけの話だ。
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