合コン市場で人気の職業である広告代理店
彼らの仕事はTVCMを作ったり、大きなイベントを実施したり、有名な俳優・女優などの芸能人と仕事をするなど、その仕事は華やかでTVなど多くの人に目につく仕事である。
そのため、合コンに行って「あのCMオレが作ったんだ」とか「この前、俳優の●●と仕事したんだよね」と広告業界に携わる仕事をしていない人にとっては魅力的に映る仕事である。また “高給取り” というイメージが強く、会食などの飲み会も多いイメージで、生活はバブルそのもの。
広告代理店の業務はそんなに華やかなものなのか、実際に広告代理店で働いている人にヒアリングをして聞いてみました。
本人バレすることを恐れて詳細は隠しますが、国内の大手広告代理店でいわゆる電博と呼ばれる電通 or 博報堂の人が今回のヒアリング対象です。
年収は30歳で1,000万円程度
ヒアリングした人は大学学部卒であるため、入社1年目は23歳、それから7~9年ほど経った30歳で年収は1,000万程度とのこと。下記のWEBサイトに記載されているように電通・博報堂の2社に関しては平均で1,000万円を超える給料体系になっている。
30歳で年収1,000万円というのは一般的高給取りではあるものの、大手銀行や商社マンと比べると、同じ水準か少し低いぐらいの給料体系となる。
合コンでモテるのか
この質問に対しては「モテるといえばモテる」が、それは若いときまで。社会人1年目や2年目であれば、同じような年齢の女性からしてみても、大手広告代理店と合コンをすることは1つのステータスらしい。広告代理店に務める男性は1年目や2年目から高い給料をもらっているようで、合コンをしても基本的には全てオゴリ。また派手な仕事をしているためか、普通の人に比べると話が面白く、合コンを盛り上げるコミュニケーション能力も高い。
ただ、遊んでいるという印象が強いため、結婚を真剣に考える年齢の人たちには、そこまでモテないというのが実情。
実際に遊んでいるのか
日本全国の平均と比べると “遊んでいる” と表現しても問題ないでしょう。同じチーム内で飲んでいるか、合コンなどに行っているか、週に1回は最低でも飲んでいるイメージ。ただ実際にはそんなに遊べないほどの労働環境。22時ぐらいまで仕事をすることが平均的で、遊ぶ時間はそんなに多くない。遊ぶときは少し派手に遊んでいる印象があるため、目をつけられやすいというのが実態か。
クライアントとの飲み会も多くない
「会食とか多くないのか?」と良く聞かれるらしいのだが、実際には会食はそんなに多くないとのこと。部長レベルになるとクライアントの上層部と会食することは多いみたいなのだが、現場で働くレベルで言うと、クライアントと会食することは、そんなに多くないというのが実態。
仕事の派手さ加減も担当するクライアントや業務によって全然違うようです。5年以上働いても芸能人と未だ仕事をしたことがない、と言う人も多少なりともいるとのこと。アウトプットは派手ではあるが、細かい提案など業務は多岐にわたり、スケジュールも厳しく四苦八苦しながら働いているらしい。
広告代理店は人材不足で転職しやすい?
色々ネガティブな話ばかりを記載しましたが、30歳で年収1,000万円をもらえる高給取りであることは間違いない。そんな広告代理店が人材不足のようで頻繁に中途採用をしているという現状があるらしい。実際に下記にリンクを貼っているが、電通・博報堂のそれぞれの求人サイトが出ていて、博報堂は実際に年収1,000万円となっている。少しでも広告代理店に憧れを持った人、そんなの全く関係ないやと思った人でも転職に興味がある人は一度登録することをオススメする。
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